卒業旅行計画

21時から翌３時まで，卒業旅行の打ち合わせをした．

メッセで母校仲間５人（なぜか社会人１人も参加）で日取り，宿泊先，移動手段を決めた．

行き先は最初出雲だったんだけどメンバの１人が別グループとの卒業旅行で出雲に行く予定らしく，急遽行き先を宮島の厳島神社に変更した．
宿の予約さえクリアすれば結構お安く行けそう．
 

決めるのに６時間もかかったのは誰もイニシアチブを握ろうとしなかったから．
皆が適当に意見を言いつつ，いろんなwebサイトを探してURLをメッセに貼付けながら相談した．
議題の整理も多数決も無しに，ただ何となく話の流れで決まっていく．

こんな適当でゆるいやり方でも話が崩壊せずに何とかなるのは，ちょっと特殊な気がする．
以前にほぼ同じメンバで同様の旅行をしたから皆が旅行の具合を大方承知してるっていうのも理由の１つになりそうだけど，そのメンバでの決定プロセスを皆が何となく肌で知っているんじゃないだろうか．
ゆるい繋がりにはそのゆるみを維持するためのルールがあって，脱線から戻るタイミングや，放置されかけた発言を誰がフォローするか，発言しない人への水の向け方，相づちの打ち方などがメンバ間で共有されてはじめて意思決定プロセスフォーマットが雰囲気として醸し出される．

カリスマ性やリーダーシップのある人はこれを素早くメンバに共有させる（押し付ける）んだろうけど，仲良しグループとして上下関係を避ける人間関係の中ではゆっくり発酵するように共有されるんだろうと思う．