人生の目的についての考察．

気分が落ち込んだときは自殺とかを扱ったサイトを巡るに限ります．
他人の不幸は蜜の味って言ってもいいのですが弁解するならば，他人の嘆きを読むことで冷めた目で自分を見つめれるようになるんです．
クールダウンです．己を他人に投影して，嘆いた気になっているんです．
自殺志望者の嘆きは私の糧になります．
悪趣味でごめんなさい．でも結構楽しいんですよ．
覗いたサイトで，生きる意味という言葉を見かけました．

普遍的な意味での"生きる意味"を追い求めるのはまるで幻を追い求めるかのようですね．
満足できるような答えはきっとありません．
個人的な理由としての"生きる意味"を見つけるのが人間には精一杯だと思います．

でもなんで彼らは生きるのに理由を欲しがるんでしょうか．
なんでそうも必要とされたがるのか．
なぜそうも人からの評価を求めるのか．
何故にそうも人から愛されたがるのか．

彼らは生きることの許可を他者に求めているように見えます．
なんて卑屈．

もし本当に死にたがっているのなら死の恐怖を克服して死ねば良い．
死の恐怖と死にたいという感情を天秤にかけて恐怖が勝つ状態を，「生きたがっている」と言うんです．
死にたい者は死ね．
生きたい者は生きろ．
そう思います．
都合よくも日本では自殺は罰せられません．
とりあえず死にたいと言ってる彼らは包丁を首にあてがってみればいい．
刃を滑らせれるのなら滑らせればいい．万事解決，後片付けは誰かがやってくれます．
身がすくんで手が動かないなら，以後を生きていける見込みがあります．死なないでよろしい．

もちろん，「本当は生きたいけど『死にたい』と口にしたい」というのも良いでしょう．
大いに嘆けばいいと思います．
人は弱いものだし，私の意見に耳を貸す必要も無いんです．

目的がないからこそ，人間には精神の自由があるんじゃないだろうか？
精神的な自由があるからこそ，普遍的な「生きる目的」は存在し得ないのです．
ときどき「幸せになることが人生の目的です」っていう人もいますが，それは”何の為に生きるか”ではなく”どういう状態で生きるか”という問いへの答えだと思います．

とはいえ精神の自由なんて本能に軽く乗っ取られてるに等しいんですけどね．
そういう意味では普遍的な「生きる目的」は存在します．
要するに子供．子孫繁栄が我らが目的です．