目標

自己啓発本を読むと「目標を持て」って書かれてあるんだけどそれができなくて困る。
小さいころずっと「将来なりたいものは？」って聞かれても「まだ分かんない」「特にない」って答えてた。今も勿論目標は無い。

私が小説ばっかりを好むのは、キャラクタが目標に向かって突き進んでいくからだと思う。自分にないものに憧れるんだろうな。

きっと私は頭悪い

研究室の人たちと四万十川に遊びに行ってきました。
楽しかったんだけど、メンバーの一人の恋話を聞いてると切なくなった。そのメンバーが可哀そうだとかそう意味じゃなくて、自分の現状とか将来とかを考えて沈む。語った本人は笑い飛ばしてしまって欲しかったらしいけど、叱咤する方向に話を向けてしまったので反省した。話の流れ上私も少し現状（行き止まりな感じ）を語ったんだけど、どう受け取られたのか少々不安だ。場の空気を軽くできなくてごめんよ。
基本的にお酒のノリで「どうしようもないこと」を語るのはきっとアウトだと思う。それを分かっててなお語るのは、語れば自分の中で価値が下がるのが理由だ。現在形と将来形で恋を進行させるつもりのある人はきっとしゃべらないし、しゃべるようならきっと本気じゃない。秘める人はきっと賢明。
語った私の行き詰まりの恋（むしろ本当に恋なのか？）はもうすぐ私に捨てられてしまうんだろうか。

今は何もかもがどうでもいい気分なんだけど、やっぱり何も諦めきれない。でも何もやりたくない。
言葉や態度で嘘ばっかりついて生活してるけど一概に嘘と言い切れもしないのがまた事実で、このブログ上でも「半分本当で半分嘘」が沢山交じってると思う。でもそれでいい。後から読み直す自分を少しずつ騙していきたい。発言を禁じるロバ耳の王様は私の中に住みついて離れないけど、過去の自分という他人のなかにまで王様は見出したくない。だから半分嘘で半分本当というのは都合がよくて、記憶と矛盾しない程度に過去を改竄できる。何時になったら「私は〇〇をしたい」って自信満々で断言できるようになるんだろうか。本音と嘘の入り混じったあやふやな言葉を消し去って、伝わる言葉で私を表現できるのは何時になるのだろうか。むしろそんな時は来るのか、そんな事を本当に望んでいるのかどうかすら分かったもんじゃない。

そういえばつい最近twitterを始めてみたんだけど、これもまた私に嘘と自重と我慢を強いてくる代物だった。きっとリアルの知り合いを排すれば良かったんだけど、知り合いの中の私のイメージを壊すとか考えてしまうと、プライドだけ高いおバカな私はまた「半分嘘で半分本当」な独り言を繰り返してしまいそう。しかも具合の悪いことに、twitterは「今何してる？」なんて聞いてくるからつい戯言を繰り出してしまう。何を発言して何を秘めるか、書き込むならどういう風にツィートするか、その判断を常に強いてくるのだから性質が悪い。一人の時間に割り込ませたweb上のつながりは距離だけを私に感じさせ、私を放してくれない。
なぜtwitterが流行るのかは十分理解できるけど、今この瞬間の、引き籠りたがっている私にとっては負担とさみしさを運んでくる代物にすぎない。

 

モモと〇〇泥棒

タイトルの〇〇に入るのは勿論｢時間｣です．ミヒャエル＝エンデです．

以前からリアル世界で「小説が読みたい」と呟いていたsyaですが先日やっと図書館へ行き ダヴィンチコード と 冷静と情熱のあいだ を借りて来ました．

手元に本があるとつい読んでしまうのは私の悪い癖で，時間がどんどん経過して日が暮れてしまいます．
そして学校へ行けなくなります．

これはもう生活に支障をきたしていると言っていい気がします．
中毒ですかそうですか．
お巡りさん，泥棒はこの人達です捕まえてください．

モスキート！

寒くなったんで油断したのか，蚊の大量侵入を許してしまいました．
特に台所がひどい．3匹倒したのにまだ飛んでます．
食べ物のあるところだから殺虫剤は嫌だしなぁ．

そういえば以前から思っていたんですが，蚊って復活力すごいですね．
生半可な叩きっぷりじゃ死んでくれません．
ピクピクしてるのを放置したら10分くらいでまた飛べるまでに回復するんですもん．
こやつら猛者です．

五右衛門風呂

研究室の人たちと泊まりがけで遊びに行く事になったのですが，宿泊する貸し民家は五右衛門風呂らしいです．

リアルに祖母宅を思い出します．
今は普通のガスのお風呂もあるんですが，納屋の隣に五右衛門風呂があり昔は普通に使ってたらしいです．
私も小さい頃に数度入った記憶があります．

嵐山

地元友達のM.Yと京都嵐山付近の苔寺に行ってきました．以前予約し忘れていけなかったののリベンジです．嵐山付近へ行くのはこれで３回目です．
 

苔寺では拝観者強制参加な写経をしてきました．筆を握るのなんて何年ぶりだろう．
お庭はやっぱり苔・苔・苔でした．綺麗です．紅葉のシーズンには少し早いですが，それでもなかなか．
これが教科書に載っていたあのお寺かと思うと嬉しいですよね．
 

その後，後渡月橋付近から屋形船に乗ってみました．
うん．なんていうか，めっちゃ楽しかったです！
カップルの乗った青いプラスチック貸しボートが大量に浮かぶ中を木製の屋根付き舟（さらに船頭のおっちゃん付き）で進むのはちょっとした優越感です．
左手に嵐山，右手に小倉山を眺めつつ川をさかのぼっていくと川底が響く箇所がありました．
竿を握るおっちゃん曰く，昔はその辺は庶民立ち入り禁止だったとか．優雅に貴族が遊びながら政治の密談でもしてたんでしょう．
乗ろうか迷った屋形船でしたが乗って大正解でした．そんなに値段も高くないし．
（数日前に予約していけば同じ値段で更にご飯も頂けたのは秘密）

 

日暮れ間際の川はやっぱり少し寒かったんで嵐山駅内の足湯で温もって，和風小物屋さんを冷やかしつつ帰ってきました．

 

やっぱ観光地は大人になって行く方が楽しいですね！（その分お金が飛んでいくけどw）
学校から遠足で行くのもいいですが，その当時は全然興味なかったし集団行動だから自由に動けないしお小遣いも微々たるもんだし（お金は今もかw）雲泥の差です．

拷問効果

盟神探湯の側面を見た気持ちです．

拷問は無実の人を「疑わしく見える」ようにする効果がある

罪悪感から「この人はきっと犯人だ」って思い込もうとするなんて，結構人って善良なんですよね．

甘いケーキの刺激物

誰も聞いていない事を前提に書く. （もしコメントいただいても反応しないかもしれません）
傍から見たら支離滅裂かもしれないけど許して．

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思ってる事を口に出すのは難しい．最後まで黙ってるのも難しいけど．

誰かに聞いて欲しいんだけど誰でもいいわけじゃなくて，でも誰にも聞かれたくない，人に聞かせる程は価値のない呟きが一人一人に充満している．例えばそれは不平不満かもしれないし他愛ないインスピレーションや駄洒落かもしれない．それらはずっとずっと身の内に沈殿していって，いつか満杯になって弾け飛んでしまうんじゃないだろうか．
「王様の耳はロバの耳」って叫んだ床屋のように我慢ができなくなってしまう．

それが人恋しさや結婚願望とかに繋がっていて，「この人になら聞いてもらって大丈夫」という相手を見つけ出し，羞恥心や自重を投げ出してしまう．

でもきっと，我慢なんてものは人間はいくらでもできる．
弾け飛ぶ瞬間は誰もが「もういいだろう．ここまで頑張ったんだから」って自分を甘やかしてしまう．だからその時思い止まりさえすればいい．

我慢せずそのエネルギーを有効に有意義に生産的に使えばいいと考える人が多いんだろうけど，なぜそう思うんだろうか．なぜ私はそう思わないんだろう．

人生はもっと退屈でシステマティックで静的なものでもいいはず．
そう，植物や降り沈み積み重なる澱のように．
甘いケーキのような刺激物よりも無味無臭の水の方がいい．